ファイトケミカルとは植物がもっている「天然の機能性成分」で、野菜の色、香り、渋み、苦みなどを生み出し、加熱することでその90%以上の成分がスープに溶け出します。
野菜が持つ注目の「猛毒である体内の活性酸素を消去するはたらき」は、サラダなど生野菜より、煮出したゆで汁のほうが10~100倍強いことが明らかになっています。(参考:「最強の野菜スープ」前田浩著)
ファイトケミカルには他に、発がん抑制作用、抗アレルギー作用、動脈硬化予防、血液サラサラ、ダイエット、ストレス緩和などの作用があります。(参考:「野菜スープで免疫力アップ!がんに負けない!」高橋弘著)
抗がん剤の世界的権威・熊本大学名誉教授 前田浩先生、ハーバード大学元准教授・麻布医院院長 高橋弘先生が提唱されるファイトケミカルたっぷりの野菜スープを形にしました。
植物、果物、穀物などが太陽の紫外線や天敵などから身を守るために生み出した、天然の抗酸化作用です。
ギリシャ語で「ファイト(フィト)=植物」「ケミカル=化学物質」という意味で、私は「植物のお薬」と、捉えています。
これは、煮出すことでしか摂取できない機能成分であるため、スープとして頂くことはとても理にかなっています。
植物の抗酸化作用という機能を頂く事で、人間の体内で自然に生成されてしまう、癌や生活習慣病などの引き金となる「活性酸素」を消去してくれる働きがあると言われています。
抗酸化とは「酸化➡︎アルカリ化への移行」の事で、これは抗酸化物質の働きによって作用します。
ファイトケミカルとは、いわゆる植物の成分や働き(味、色、香り)などの総称を表しており、人はありのままの植物を頂くことで健康になる事ができるのです。
太陽の紫外線を浴び、雨風を凌ぐ事もできず、ましてや移動ができない植物にとって、「今、ここで、いかにして生きていくか」という、エネルギーそのものが私たち人間にありがたい作用を起こしてくれているのです。
ファイトケミカルの素晴らしさを知ったところで、美味しくなかったら健康な食事は継続できません。
ととのうスープは、「季節の野菜が季節の心と体を整える」というコンセプトのもと誕生したスープです。
ととのうスープの原料の主産地となる信州の北信地域は、特に日中の寒暖差が豊かで、四季の移り変わりを五感で体感できる場所です。
アルプスが一望できる、標高800mの過酷な環境下で育つ野菜だからこそ、エネルギーの高い豊富なファイトケミカルが生成されます。
豪雪の冬は雪下に野菜を貯蔵し、酵素の働きによって甘みが増した野菜の味わいになり、越冬の春は、雪の下で芽を出して、雪解けと共にゆっくりと成長した味わい深い野菜になり、夏〜秋は北信地域の山中ならではの豊富な寒暖差によって、他とは比べ物にならないほど美味しい野菜が味わえます。
だからこそ私は、この地の野菜のエネルギーと味わいに自信があります。
愛を持って野菜の命を細胞にちゃんとお届けすること。それが私の使命です。
ととのうスープがあなたの健康な人生の一助になりますように。